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抑制の話 15

「抑制をする前に」事例2

C様
32歳のときにご来店
5mでの基本度数は
R S-6.50D C-1.75D Ax10
L Sー7.00D C-2.00D Ax75

矯正視力は
R 1.2
L 0.7
左眼の矯正視力が弱いです。

眼位(視軸の向き)は、
左眼斜視
左眼抑制
でした。

左眼は、子供の時に斜視の手術を2回されています。

しかし、成人してからも斜視のままです。

リスクのある手術を2回も受けているのに、斜視は治っていません。
術後の視機能はどうなっていたのでしょうか。
正常な両眼視機能が確率されていれば、再び斜視になることは少ないでしょう。

「正常」とまではいかなくて、不完全な視機能であっても、眼位を定期的に経過観察をし、適切に矯正していれば斜視は消えたのではないでしょうか。

もちろん、これらはC様の子供のときを知らない私の憶測にすぎないのですが。

いずれにしても、斜視の手術をしたからOKということは、ありません。
斜視の手術は受けても、両眼視機能が良くないと、また斜視になりやすいということです。
実際、当店のお客さんでもそういうかたは少なくありません。

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