抑制の話 16
「抑制をする前に」 事例2
C様は、抑制されてから何年もたっていますので、抑制除去は無理と判断しました。
C様は、深視力を必要としていました。
抑制をしているかたは、機能的な立体視がありません。(感覚的にはある場合もあります)
高度な視機能、高度な遠近感を要求される深視力は、抑制をしているかたにとっては非常に厳しい検査になります。
だけど、厳しいといっても大型免許がないともっと厳しいことになります。
C様には、深視力の訓練をしていただきました。
機能的には立体視がなくても、訓練することにより、感覚は鋭くなるので、徹底的に訓練をしていただきました。
深視力試験に合格するには、高度な遠近感を要求されます。
1に練習、2に練習・・・で高度な遠近感をつけていただきます。
片眼視力が不良で、立体視は困難でも、遠近感は単眼でも感じることができます。
こちらにもどうぞ→「深視力」
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