抑制の話 14
「抑制しないように」事例1
今回、5mでの基本度数は
R S+2.00D C-0.50D Ax180
L S+2.50D C-0.50D Ax180
眼位は、
遠見眼位 6△B.O.
近見眼位 11△B.O.
近見での眼位ズレが大きくなっています。これは、いい傾向ではありません。
今回は近見での調節力をサポートするために、遠近累進設計のレンズを使用しました。
調製度数は、
R S+1.50D C-0.50D Ax180 ADD1.00 3.0△B.O.
L S+2.00D C-0.50D Ax180 ADD1・00 3.0△B.O.
さー、ここからです闘いは!(おおげさ)
A様にどうやって朝から晩まで、メガネを掛けていただくか。
視機能の詳細な説明だけでは、物足りないというのは前回で学習しました。
「そうだ!本人さんに、眼位を自覚してもらおう」と考え、簡易眼位測定器を作りました。
測定器ではメガネを掛けることにより、裸眼よりも眼位が整っていることが自覚できます。
そうすることにより、メガネを掛けることの意義がわかり、眼位ということにも、関心を持ってくれるでしょう。
熱い思いが伝わるでしょうか。
今後もA様とは、末永いお付き合いをしたいと思っています。
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