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近視で内斜位 9

事例2

最終的に見え方のチェックなどをし、私の経験によるさじ加減を発揮して
R Sー0.50D C-0.25D Ax100 3.0△B.O.
L Sー0.75D C-0.25D Ax80  3.0△B.O.
の度数で調製しました。

10年前に受診された眼科では、メガネ(プリズム矯正)を拒否されたB様。

患者さんの立場では、眼科ではコミュニケーションが取りづらいです。日頃からプリズム矯正をしていない眼科では、さじ加減を発揮することは難しかったのでしょう。

内斜視の手術に関してはどうだったでしょう?手術はリスクもあります。
しなくて正解だったかも知れません。

ある程度以上のプリズム眼鏡の場合、フレーム選びも重要な要素になります。
通常、できるだけ頂間距離を短く(まつ毛につかないぐらいまで)したほうが違和感が少なくなるので、「U字クリングス」フレームを選んでいただきました。

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