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近視で内斜位 14

器械近視と眼位について

ビジョンテスター
「ビジョンテスター」というこの検査用具を使用して屈折度数を測定すると、眼の屈折状態がより近視側に測定されることがあります。

それは、筒のようなものを不自然な状態でのぞきこむことにより、「調節力」が影響を受けるからです。

過度に調節機能がおこなわれている状態は、乱視や眼位にも影響します。

ビジョンテスターでの検査とテストフレーム検査とでは、乱視度数、乱視軸、眼位が違っている。というのは珍しいことでありません。

「ビジョンテスターでの検査は調節力に影響がある」ということは輻輳力にもその影響は及びます。

輻輳力に影響があれば、当然眼位検査は不安定になりやすくなります。
「外斜位もしくは正位なのに、内斜位で検出される」可能性が高くなるのもこの器械です。

さらに「ビジョンテスター」+「接近ボックス視力表」の眼位検査で検出された内斜位は、あてになりません。


↑接近ボックスの視力表

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